【旅と本で楽しむ大分県】十角館の殺人
こんにちは、トロピコです。
前回の旅記事、読んでいただけたでしょうか?

旅と本のコラボ、自分ではなかなか気に入ったので
今後も、その旅にちなんだ本の紹介をしていこうと思います!

俄然、旅計画とセットで、本選びも楽しくなってきました。
さて、47都道府県巡り、18カ所目は大分県!
【大分vlog】2時間で効率よくガイド付きの地獄めぐり!│別府タワー│小鹿田焼│十角館の殺人│名古屋から関東経由の1泊2日旅
今回は両親と、親戚を訪ねることが目的ですが、せっかくなので別府に寄ることに。
大分といえば、この本で決まりでしょう!!!
十角館の殺人/綾辻行人
言わずもがな、超有名ミステリー作品です。
大学ミステリ研究会に所属する7人の学生たちが、孤島・角島で次々と殺人事件に巻き込まれるお話。
この、角島のモデルとなったのが、現・大分市にある高島です。

大分市には行かないけど、同じ大分県だしね。
と、無理やりこじつけて、軽い気持ちで移動中に読み始めたら・・・
べべべべべ別府が!!! 出てくるではないですか!!!
この本では、島の出来事と並行して、本土での動きも書かれており
その本土パートが重要な役割を果たすのですが・・・それがまさかの別府でした。

何度も読んだ本なのに。
地名って、意識しないと把握していないもんですね。
ということは、旅先で聖地巡りができるのでは!?と、俄然ワクワク!!
別府では、特にこの本に特化した観光をしたわけではないのですが
鉄輪(かんなわ)では、紅次郎を訪ねてこの細い地元道を歩いていたのかなぁ?
島田と入った喫茶店からは別府湾が見えるそうだから、このあたり?とか
明礬(みょうばん)では、吉川の家を訪ねるときに絶対この山道通った!とか
国道十号線や亀川駅を利用しては登場人物になったつもりで…
とんとん拍子で本とリンクしながら観光して、とても楽しかったです。

旅の様子は、ぜひ動画をご覧ください!
今回はついでに偶然が重なった、思いがけずの聖地巡りでしたが、旅行ってなかなか時間確保が難しいですよね。
みなさんも、そう簡単には聖地巡り!といかないかと思います。
ぜひ、トロピコのブログ×動画で、旅と読書の相乗効果を味わってくださいね。
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ちなみに「十角館の殺人」は、綾辻行人氏のデビュー作です。
アガサ・クリスティーの、こちらの作品のオマージュとしても有名。
そして誰もいなくなった/アガサ・クリスティー
また、「十角館の殺人」から始まった「館シリーズ」ですが、8作目は少年少女向けの作品。
発行当時、私はすでに成人していたのですが…子どもの頃に読みたかったなぁ!!!と思います。もちろん、大人が読んでも面白い。
びっくり館の殺人/綾辻行人
オススメが止まらない。もう一冊で終わります。
旅の途中、たくさんの小鹿田(おんた)焼と出くわしました。
小鹿田焼、大好きなのですが、なかなかお目にかかる機会がなくて。
なーんて陶芸の趣味があるようなこと言っていますが、もともと陶芸や民藝には全く興味がなく、てんで疎かったのです。
そんな私を、旅先で食器を買って割れないように大事に運ぶまでにした本がこちら。
リーチ先生/原田マハ
本は、何気なく読んだところから新しい世界が広がるので、楽しいですね。

