本屋

【今すぐ行きたい本の迷宮】千代の介書店

tropico

こんにちは、トロピコです。

みなさんは、時が経つ感覚を忘れるような書店を訪れたことがありますか?

今回は、ぜひ!!!たくさんの方に足を運んでいただきたい書店の紹介です。

※撮影・掲載許可いただいています。

千代の介書店

名古屋市名東区照が丘8 (地下鉄東山線・藤が丘駅より徒歩5~10分)

定休日 毎週火曜日(臨時休業あり・問い合わせ 052-773-4960)

駐車場無し・付近にコインパーキング有り     現金のみ

何はともあれ、こちらの店内画像をご覧ください。

初めて入店したときは、鳥肌が立ちました。

通路以外、どこを見ても本、本、本・・・

それも今話題の見慣れた新刊などが平積みされているわけではなく、古書がぎっしりと棚に整列しているので

1冊ずつ背表紙を眺めて、何の本が並んでいるのか、眺めながらゆっくり歩くと・・・

だんだん平衡感覚が狂ってくるような、夢心地の不思議な感覚に陥ります。

頭上にも本! 店主・溝口さんが作った棚です。

そしてね、とても心地よいんです。

駅付近ではありますが、商店街等からは少し離れているので、住宅街のような静けさ。

そこに、ほんのわずかに聞こえる程度の音量で、ラジオが流れているんです。

音質も、いわゆる、あの「ラジオ」の音質です。とても落ち着きます。

会計カウンター前で折り返すと、その奥にも続く夢の世界・・・

店主の溝口さんは、お仕事を退職されたあとに、千代の介書店を作り上げました。

名古屋には文学を扱う古書店がないから、自分で作ろうと決めたそうです。

店名の由来は、当時飼っていた愛犬、ブルドッグの千代の介くんから命名したとか。

お話好きな溝口さん、色々なことを教えてくださいます。

溝口さんは、なんと御年90歳!!! (2025年現在)

数年ぶりにお邪魔したのですが、以前も年齢を伺っていたので、少々心配しながら入店すると

背筋をしゃきっと伸ばし、颯爽と本の整理をする溝口さんのお姿が!!!

思わず「お元気そうですね!」と伝えると

「元気じゃないんですよ、それでも元気を出すために、店を続けています」とのこと。

お店からは離れたご自宅から片道1時間以上かけて、公共交通機関を乗り継いで、藤が丘駅からも歩いて通っているそうです。

恐れ入りました。

久しぶりに訪れたので、まずはサッと店内をチェック!のつもりが

軽く1時間以上経過していました。 絶対に皆、そうなるはず。

そこから溝口さんとお話をすると・・・

滞在時間は多めに見積もることをお勧めします。

貴重な本がたくさんあって、あれもこれも欲しくなります。

今回は3冊購入。

ほとんど全ての本、箱入りの本にまでビニールカバーが施されています。

溝口さん「まだまだ続けたいけど、年齢的にいつまで続けられるかは何とも言えない」とお話されていました。

体調や受診の都合で、お店の営業時間が変わったり、臨時休業となることもあります。

遠方から足を運んだのにやっていなかった!とならないよう、事前の電話確認をおすすめします。

気になるかたは後回しにせず、すぐにでも!!

夢心地の迷宮を体感しにいってみてくださいね。

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藤が丘駅は、名古屋駅から地下鉄で1本、30分で到着します。

ジブリパークも近いですよ。

駅から南に向かって少し歩くと、左側に見えてきます。
どこから入ったらいいのか・・・やっているのか・・・ちょっと心配になると思いますが大丈夫です。
お店の右、側面に入り口があります。

ここまできても、なんだかちょっと、ためらう方もいらっしゃるかもしれません。

でも大丈夫です、勇気をもってドアを開いてみてください!!!

別世界が、あなたを待っていますよ。

閉店時はシャッターが降りています。 この状態なら、開店しています。
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