【エドワード・ゴーリーを巡る旅@名古屋】美しくて怖くて愉快、現代を生きる大人のためのおとぎ話

tropico

こんにちは、トロピコです。

待ちに待ったエドワード・ゴーリー展に行ってきました!

エドワード・ゴーリーを巡る旅

2025年3月1日(土)~4月6日(日)

松坂屋美術館にて(松坂屋名古屋店・南館7階/矢場町駅地下通路直結)

一般1,000円(前売800円)、高・大生800円(前売600円)、中学生以下無料

松坂屋美術館は、2022年3月「かこさとしの世界展」以来の訪問。

デパート内と侮るなかれ、本格的な美術館です。
コート・水筒・本などの荷物をコインロッカーへ。100円玉が必要ですが、利用後に却ってきます。

エドワード・ゴーリーについては、本を読んで詳しくなっていたつもりだったので

今回は絵本の原画を楽しむくらいかな~と思っていたのですが

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有名作品からは想像もできない、幼少期のかわいらしいお絵描き展示や

何度も読んだ絵本なのに、全ページにこんなものが!?という驚き解説や

原画は絵本よりもずっと小さく緻密で、制作状況を想像して気が遠のいたり

壁ばかり気にしていると見逃してしまいそうなものに、戸惑いと恐怖を煽られたり・・・

(あれはたぶん、気が付いていない人もいるのでは!?)

大のミステリー好きな面は特に紹介されていなかったものの

ゴーリーが制作した、アメリカの教育テレビ番組「Mysteri!」のオープニングが会場で流れていて、とても魅力的で何周も見入ってしまったり・・・

唯一、撮影OKだった展示。 この大きさにホッとするくらい、原画はとにかく細かい・・・

あと、行って良かったのは、ゴーリーの人柄を知ることができた点!

容赦なく救いようのない作風から、どちらかというと画家ゴッホのような

生きにくさがひしひしとにじみ出ている人物を想像していたのですが、

猫を愛し、友人たちとの交流にいそしむ、ユニークで社交的な人でした。

晩年を過ごしたゴーリー・ハウスも紹介されており、予想に反して人間味あふれる展示でした。

作品展示というよりも、なるほど確かに「ゴーリーという人を巡る」展示でした!

さてさて、鑑賞後のお楽しみはグッズ売り場です。

ゴーリーが描く猫が、私は大好きなので、猫グッズを狙っていたのですが

残念ながら絵本以外に、手の届く価格帯の猫グッズは見当たらず・・・

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それでも何か一つは買わないと気が済まないので、実用品をひとつ購入!

このデザインならギリギリ仕事でも使えるかな!?というA5クリアファイルを購入

ゴーリーに関して、けっこう予習していったつもりでしたが

とてもたくさんの発見があり、大満足で松坂屋美術館をあとにしました。

そうそう、このエリアには少し歩くと、栄駅に江戸川乱歩の記念碑がありますよ~

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伏見駅には、エドワード・ゴーリーの絵本がたくさんあるカフェも!オススメです!

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