【納涼に怪談はいかが?】このホラーがすごい!2025年版より

こんにちは、トロピコです。
今年は暑くなるのが、特に早かったですね。
暑くなり怪談が恋しくなると、私は日本人だなぁと感じます。
今回は、ホラーを読んでみたいけど、何を読んだらいいか・・という方の参考に。
このホラーがすごい!2025年版
国内1~10位から、今のところ半分読んでみた感想です。
順位は伏せて、作品タイトル五十音順に紹介しますね。
まずは1つ目
さかさ星/貴志祐介
こちらは呪物モノ、長編です。
戦国時代から続く名家で起きた一家惨殺事件に、大量の呪物が関係しているのですが…とにかく呪物の量が多いです。本の重さも、呪物の量も、読みごたえ抜群!
どっぷり楽しみたい方にお勧めです。
「絶対これ伏線!」と思うエピソードが拾われず、おかしいなと思っていたところ
この本は著者より続編が予告されており、続編でいろいろ回収されるそう。楽しみです。
2つ目はこちら
斬首の森/澤村伊智
タイトルからしてグロそうなのですが、グロさは、ほどほど。(※個人の感想です)
ある団体の“レクチャー”を受け洗脳されかけていた主人公が、逃げ出した先の森で次々と怖い目に遭うお話です。パニック映画みたいな印象。
ん??どういうこと??と途中で考察しはじめないで、とにかく勢いで一気に読み進めると、とても楽しいです。終着点の好みは分かれそう。
3つ目はこちら
深淵のテレパス/上條一輝
何をを読んだら良いのかよく分からないという方には、ダントツでこれをオススメします。
とある怪談を聞いた日を境に、主人公の日常が怪現象に蝕まれていくおはなし。
ホラー初心者にも怖すぎず、文章も読みやすく、解釈もしやすく、そして面白い。
非科学的なハナシって、いまいち楽しめないんだよね~という方にもオススメ!
この本、オカルト「ではない」解釈のほうが断然怖いのがたまらないです。
けっこうシレっと伏線張られているので、丁寧に読むことを推奨します。丁寧に読んでも、読みやすいのでサラサラ読めます。
続いて4つ目
撮ってはいけない家/矢樹純
これ、99パーセント、映像化されると信じています。
そして映像化されたら、私は絶対に観ません。予告すら見かけたくない、映像絶対怖い。
「家にまつわる呪い」のロケのため山梨の旧家で撮影を進める中、企画と現実のおかしな共通点に気付いていく主人公…
よくある、王道のストーリー展開ですので賛否分かれそうですが、王道らしくしっかり楽しめるので私は良かったです。
主人公のバディ(?)阿南君の評価も分かれそう。私は好きです。
最後にこちら
骨を喰む真珠/北沢陶
大正の設定が、とても好きです。テンポも良い。
主人公を苦しめていた咳をただちに止める、真珠のような丸薬。その成分とは…
今回紹介した本のなかで、いちばん静かな印象の本です。
派手ではないけど、おとなしく、静かにグロいです。
「をんごく」の作家さんなので、エリマキ出てこないかな~と期待してしまう雰囲気。

ベスト10 全て読み終えるころには
怪談シーズン終わってしまいそう(?)なので、半分紹介でした!
皆さんはこのなかに、読みたい本はありましたか?
ホラー映画は絶対観られない!という人も、本だと案外楽しめたりするので(私がそうです)
ぜひ、暑い夏のおともにどうぞ~

